以前はこんな風にうさぎ吸いをしていたのに…
今はそれが出来ません!!うさぎ吸い休止中!!
それは、何故かと言いますと…
うさぎのツメダニ
1ヶ月ほど前、たるちの背中(首・肩甲骨辺り)に小さなおハゲがありました。
まぁ、このくらいのおハゲなら、少し様子見でも良いかとそのままにしておきました。
しかしこのおハゲ、小さくなるどころか成長していたのです。
おまけに、フケみたいなものが現れ、これはもしかして…
今週火曜日に病院に行って来ました。
(帰宅後の写真ですので、投薬後の為毛が濡れて乾き、パサパサになっています。)
察しの通り『ツメダニ』でした。
痒がっている素振りが無かったので、まさかとは思いましたけど…
皮膚が白く粉を吹いたみたいになって、毛にもフケの様に付いているし。
ツメダニに感染すると
たるちのフケを採取し顕微鏡で見ると、ツメダニとその卵が見られました。
ウサギツメダニの寄生によって生じ、表皮の角質層に寄生します。
約1か月間生き、次の世代に交代するんだそうです。
感染すると、フケ・脱毛・痒み・皮膚の赤み・瘡蓋等の症状が見られます。
グルーミングの時、毛に白いフケが付くことで気付くことが多いと思います。
たるちは痒がったりしてなかったので、グルーミングの際に、この白いフケで気が付きました。
健康なうさぎは、毛繕いである程度除去が出来ているので、症状が無かったり、軽いフケで済んでしまう場合が多いそうです。
病気だったり、肥満だったりすると、毛繕いが行き届かなかった場合に発症してしまうそうです。
免疫低下などで大量発生することもあるので、何か病気が伴っていることもあるのかも知れませんね。
たるちも、斜頸と眼振で、自分では上手に毛繕いができていないのが現状です。
ですので、健康なうさぎでも手の届き難い肩甲骨間が、ツメダニにとって心地いい場所と化してしまうのでしょう。
逆を返せば、手の届かない、口の届かないこの場所が、薬を落とすのに都合の良い場所でもあるそうです。
投薬治療
うさぎ専用の薬は無いので、犬猫用を代用となりました。
『レボリューション6%』です。
体重を計り、その体重にあった量を首の後ろに落とします。(先生が行いましたよ!)
1ヶ月後に通院し、経過を診てもらいます。
検索してて見つけたのですが、この薬の他に、『フロントライン』という薬もあるそうです。
しかし『フロントライン』は、うさぎには危険なので使用しないでとありました。
まず処方されたりすることはないそうですがね。念の為書いておきます。
綺麗にしましょ
(動くので、おやつを与えて撮影会w)
まだこの時は、投薬後3日なので、あまり変化は見られません。
浮いてきているフケは取り除いたり、たるちは、軽くコロコロをしてあげると、気持ち良さそうに寝てしまいました。
普段なら逃げるのに、やはり多少痒みはあったのでしょう。
コロコロはしても良いか分かりませんが、浮いたフケが取れるので軽く転がしていました。
最初に書きました「うさぎ吸い休止中」ですが…
人間にも移ります。なので、あえて顔はくっ付けません。
勿論、他の2人のうさぎにも移りますので、毎日、毛の付着物&お肌チェックが欠かせません。
(今のところは、感染は見られません。)
診察と被毛検査料=1080円
レボリューション6% 0.25ml=1900円
合計=2980円